【中途新入社員インタビュー】出前館を選んだ理由とやりがい、前職との違いとは?
日々進化を遂げる出前館には、若手のエンジニアが成長できる環境が満載です。転職先に出前館を選んだエンジニアは、入社したことでどんな成長、やりがいを感じているのでしょうか。中途新入社員の2人に話を聞きました。
自己紹介
―まずは自己紹介をお願いします。
竹内 琢人
2021年10月1日入社のDeDirect開発チーム所属の竹内 琢人(たけうち たくと)です。前職はフロントエンドエンジニアとして中小事業者向けの顧客管理アプリを作っていました。
白石 泰己
2021年10月15日入社の白石 泰己(しらいし たいき)です。コマース開発グループのWEBのフロントエンドを取り扱うUITチームに所属しています。前職は何社かありますが、基本的には小規模のWEB制作会社におりました。
出前館を選んだ理由
―なぜ転職先に出前館を選んだのでしょうか?
竹内:
前職はエンジニアが3人ほどの小規模な会社でした。前提として利用者の多いサービスを開発したいという思いがあり、その中でも今注目されているフードデリバリーサービスに携われたら面白いなと。カジュアル面談の際に、現在リプレイス中で積極的に新しい技術を取り入れていると伺ったので、そこにも興味があり志望しました。
白石:
私はWEBの受託会社にいたのですが、ゼロイチではなく1になってからどんどんサービスを成長させていくというフェーズに関わっていきたいなと思ったので、自社サービスを持つ会社を転職先の候補として探していました。その中でも、自身がユーザーであって身近に感じられること、食や日用品をお届けするという社会貢献度の高さ、この2つが出前館を選んだ理由です。
面談を重ねてプログラミングなどの話をしていくうちに、「ここなら自分の今の技術も活かせるし伸ばしていける」と思いました。それに、プログラミング以外にもやりがいを感じていけるのではないかなと。リモートで仕事ができるのも魅力的でした。
実際に入社して感じたギャップ
―入社前と入社後のイメージの違いについてお聞かせください。
竹内:
そこまでイメージの違いやギャップというものはありませんでした。カジュアル面談の際にも色々とお話を聞けていたこともありますが、期待していたイメージ通りかなと思いました。
白石:
入社前は、創業からの歴史と長きに渡るサービスということで、ある程度かっちりしたチーム体制や組織があるのかなと思っていました。でも、状況によってチームを再編したり、アーキテクチャやプログラミングの部分も新しいものをどんどん取り入れていったり。実際に入ってみるとベンチャーっぽく、すごく柔軟性が高いと感じました。
年齢層が若いというのも面談では聞いていましたけど、イメージと実際に体感するのとでは違いましたね。リーダーやチームをまとめてくれる方も歳が近いので、すごく過ごしやすい環境だなと思いました。
前職との仕事の違い
―前職と比べて仕事はどう変化しましたか?
竹内:
前職は3人ほどでの開発だったので、良くも悪くもゆるい感じでした。出前館は開発に対してもきっちりしています。スクラム方式で開発がきちんと回っていて、社内Wikiなどもあるので、開発に対して非常にやりやすくなったと感じています。環境が色々と整っているなと思います。
白石:
前職は小規模なWEB制作会社だったので、いわゆるプロジェクトの工程としては後のほうにお話がくるポジションでした。なので、デザインがすでに決まっていて、もう作るだけだねっていうのが今までの私の仕事だったのです。出前館では自社のサービスを作るので、企画段階で話が頭出しされ、そこからデザインができて、実際のプロダクトを作るという工程のすべてに関われます。プロジェクトへの関わり方として、自分が発言できる領域が広くなったのは大きな違いとして感じています。
仕事の向き合い方でいうと、今まではユーザーのことを考えつつも、納品先のクライアントのことを一番に考えなきゃいけなかったのですが、今はユーザー、配達員、加盟店といったステークホルダーの方々のことを直に考えて作っていける。プロダクトに対する向き合い方も前職と変わりました。
入社して感じた出前館の魅力
―オフィス環境についてはどうですか?
竹内:
オフィス環境はすごくいいですね。キレイだし、机も広い。自分にとっては働きやすい環境だと思っています。
白石:
エンジニアはフリーアドレスになっているのですが、まず"椅子が良い"というのが、1日中座り仕事のエンジニアにとってはすごく有難いところ。27インチの4Kモニターが各座席に設置されているので、会社に来ても不満なくコーディングができるし、プログラマー目線で見ていい環境が整っていると思います。エンジニアが転職で重視する部分なんじゃないかなと。あと、無料のドリンクのディスペンサーでコーヒーが飲めたり、カフェスペースが広かったり。そういうのもいいですね。
―社内コミュニケーションについてはどうですか?
竹内:
プロダクト開発部との月次定例ミーティングやLTの発表でコミュニケーションをとる機会があります。また、エンジニアは定期的に座談会も開催しています。エンジニアだけが集まるのですが、技術の話だけじゃなくてプライベートの話も出たりして、楽しいです。
白石:
エンジニアの雑談会で、いきなり雑談してください!と放り出されたことがあります。皆、何話せばいいんだろうって(笑)でもそこで趣味のアウトドアの話題が出て、情報交流みたいな楽しみもありましたね。
仕事の中での交流だと、毎日デイリースクラムで進捗確認や相談事ができるような環境がリモートでも整っているのが、いいところだなと思っています。チームを横断して開発組織としてのミーティングやLTなどがあるので、和気あいあいとやっていけています。
あと、フロントチームとアプリチームではティータイムを設けています。誰かが議題を作り、それについて皆で話していくのですが、仕事では知れない内面の部分も、そういったコミュニケーションで知っていけます。
入社後に感じた出前館での「やりがい」
―実際に働き始めてから、どんなところに「やりがい」を感じていますか?
竹内:
実際にリリースして、画面の向こうにサービスを使っているユーザーを実感できたときに一番やりがいを感じますね。出前館は利用者も多いので、責任とやりがいを同時に感じます。前職ではモニターに入ってもらってリリースする前という段階だったので、実際に使っている姿を見られるというのは嬉しいです。
白石:
制作会社にいると作って納品して終わりだったので、その後、そのWEBサイトやアプリケーションがどうなるかというのは知ることができないんですよね。そこにもどかしさを感じて転職したので、今はそれが解消されました。出前館というサービスを改善し続けて、ユーザーに対してより便利なものを提供できているというところで、とてもやりがいを感じています。
自分自身も入社前から出前館のユーザーだったので、出前館のサービスのほうにジョインさせてもらうことで、自分がやったことで自分も幸せになれ、ユーザーにも幸せを感じてもらえるというのもやりがいです。日々の注文から自分で不満を見つけて改善案を出していけるというサイクルも面白い。そこが出前館らしいやりがいかなと思っています。
今私のいるチームにはLINEから出向している方が多いのですが、皆さんすごくポジティブで、自主的に動く方が多いので、すごくいい影響を受けています。自分のモチベーションも上がりやすい環境に身を置けるというのも魅力的な部分です。
―受託会社と事業会社の違いとして感じていることはありますか?
竹内:
自分は前職も自社開発ではありましたが、規模が違うのでそこに色々と違いを感じています。出前館は自分で発言していく部分が大きいと感じるし、エンジニアとして裁量をもってやれるという部分が魅力ですね。
白石:
出前館は全体も1チーム毎も人数が多くて大規模。契約とか責務とかを抜きに一丸となって頑張っていけるフラットなチームっていいなと感じています。
受託と事業会社では、お金に対する考え方が一番違うのかなと。受託ってすごく短いスパンで、この1案件をいくらでこなす、それがそのまま会社の売上になるという考え方。案件を効率よくこなす、早くこなして年間通して多くの案件をやる、より高単価な案件をやるという視点での会社への貢献でした。
事業会社は長期的な計画の中で、今何をすべきかという視点に変わってくるので、自分自身が売上にどう貢献するかという視点の違いがあるかなと思いました。自分が時給換算で何か労力を提供しているという考え方ではなくて、プロダクトが良くなってユーザーが喜んでくれないと売上にならない。そこが求めていたことでもあり、受託会社との違いと感じています。
若手が成長しやすい出前館の環境
―エンジニアとしてステップアップするために、出前館にはどのような環境が整っていると思いますか?
竹内:
勉強会がたくさん開かれていることもそうですが、自分で手をあげればチャレンジさせてもらえるし、やる気があれば色んなことに実務で関わって経験をつめるので、キャリアアップしやすい環境だなと思いますね。技術が不足していたとしても、ある程度自分でキャッチアップして手をあげて、サポートしてもらいながら、自分をメインでチャレンジさせてもらえるという感じです。
白石:
入社してすぐ、あまり触れていなかった新しい技術に触れることになった時にモブプロをやりました。新しい技術へのニューリーな人に対するサポートや、知見が深い人から吸収する機会が業務中にあります。コードレビューも非常によくやるので、コードを読み合って指摘し合うのが日常になっているのも、成長できるポイントだと思います。
それと、LINEの技術的な発表会の情報も入ってくるので、最新の情報のキャッチアップができるのも、グループ会社ならではの魅力ですね。
―入社してから成長したなと思うところはありますか?
竹内:
スクラム方式での開発は期間を決めて進めるので、自分のこなせる仕事量を意識するようになりました。工数の見積もりの精度など、技術以外での開発精度がとても上がったなと感じています。
白石:
新しい技術スタックに触れているのが成長の一部かなと思います。今モダンと言われているフレームワークやアーキテクチャに参画させてもらって知識を吸収して、どんどん成長していっている感覚はありますね。コードレビューや提案に対する指摘をもらうなど、日々学びを得ています。自分の中では、モダンなエンジニアになれたんじゃないかなと。
竹内:
私もそうです。モダンな技術に触れることで、より成長を感じられますね。
白石:
案件やクライアントに縛られず、改善の途中なので、自分のやりたいことをやれる。やりたいことを提案できるという状況、モダンな状況は刺激が多くて面白いです。1on1が設定されているので、色々と相談しやすい環境なのもいい。チームリーダーや部長、本部長と定期的に1on1をしているので、その都度、「こうしたほうがいいんじゃないですかね?」という意見を言える環境です。
―若手のエンジニアに対して、出前館のおすすめポイントを教えてください。
竹内:
やる気次第でいろいろ仕事を任せてもらえるので、キャリアアップはとてもしやすいと思います。
白石:
出前館は今、認知度が上がり規模が大きい環境だけど、「よっしゃ!作り直すぞ!」というステップにあります。ほどよい責任感と知名度がありつつ、ゼロから始まるように新しい技術に挑戦できたり、自分の意見が通りやすかったりというレアな環境。そこは若手だけでなくある程度経験積んだ人でも、魅力的に感じると思います。責任と知名度を自分の技術で世の中に発信していける、すごく特殊な環境です。
プライベートでの変化
―転職してプライベートで変わったことはありますか?
竹内:
ハイレベルなエンジニアの方々から刺激をうけて、プライベートでの勉強時間が増えました。環境から刺激を受けて、触発された感じですね。
白石:
業務で関わる幅が広がったので、学ばなきゃいけないなっていう視点が広くなりましたよね。今まで狭いところで技術を深掘りしていたけど、今触れる領域や自分の裁量が広くなったので、やりたいことを勉強して、どういうキャリアを進むか自分で計画を立てられる感じが強くあります。読む本の種類も変わりました。
あと個人的な話だと、土日祝日が安定して休めるのでプライベートの予定がとても立てやすくなりました。ここ数年でアウトドアが趣味になったのですが、まだ一人では行かず友達同士で行くことが多くて。突如、特急案件がやってきて「ごめん、行けなくなった!」という悲しい思いをすることがなくなりました(笑)
今後の展望
―これから出前館でどんなことをやっていきたいですか?
竹内:
現在DeDirectというサービスに携わっていますが、まだまだ知名度が低いので流行らせていきたいですね。色々挑戦できる環境なので、チャレンジしながら成長させていけたらと。サービスを成長させながら自分もステップアップできる環境を、存分に使いながら頑張っていこうと思っています。
白石:
私は出前館ユーザーが使うサービス開発に携わっているので、出前館をよりよく使いやすいサイトにしていきたいという思いがあります。アクセシビリティに対する興味もあるので、そこを取り込んで、誰にでも優しいサイトであり、誰でも簡単に出前ができるような、そんなUIを構築していきたい。
スピード感を持ちつつ安定したものを提供できるように、日々の業務で見えないところ、チームのプロセスやプロダクトの開発をやっていきたいなと思っています。
最後に
―出前館への入社を検討している方へメッセージをお願いします。
竹内:
ユーザーも多くてやりがいもあり、自分自身もとても成長できる。出前館はエンジニアにとって、開発していて楽しい環境だと思います。
白石:
出前館は今、特殊な状況にあるのが面白いところ。新しく作りたい人、ユーザー数が多くて責任感をもってやりたい人にとっては、すごく魅力的な環境だと思います。それと今、フロントエンジニアは人員を増強している状況です。とくに出前館のプロパーエンジニアが少ないので、フードデリバリーで日本発のものを良くしていきたいという熱い方、ぜひお待ちしております!