「出前館で経験を積めば市場価値の高いエンジニアになれる」新卒エンジニアたちに企業の魅力を聞いた

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左:中溝 悠太 右:目黒 雄大 

「どんな会社に新卒入社するか」は、その後のキャリアに大きな影響を与えます。その会社で学んだ知識や出会った人々、経験したプロジェクトが、自身の仕事における"指標"を形成するからです。今回は2024年4月に出前館に新卒入社した、プロダクト本部 マーチャント部 マーチャント連携開発グループの目黒雄大とプロダクト本部 デリバリー部 デリバリー開発グループの中溝悠太にインタビュー。この会社を選んだ理由や働くうえでやりがいを感じていること、今後の目標などを聞きました。

目次

なぜ、最初に働く場所を出前館に決めたか

まずは大学時代に学ばれていたことと、入社の経緯からお聞きしたいです。

目黒:大学時代は情報系の学科に所属し、コンピューターサイエンスを学んでいました。主にインターネット上で商品を売買することについての研究をする、電子商取引研究室に所属していました。プログラミングに触れたのは大学生になってからですが、何かを自分の力で作り上げていくことに大きな達成感を覚え、これを仕事にしようと決めました。

スカウトを受け取ったことをきっかけに、出前館に興味を持ちました。サービスの規模が他社とは比べものにならないくらい大きく、アクティブユーザー数が約870万人※とか、1日の注文数が約24万件※といった数字を見て、「この環境なら成長できそうだし、世の中の役に立つ仕事ができそうだ」と思いました。

※2022年時点

内定後、目黒さんはインターンシップをされましたが、印象深いことはありますか?

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目黒:夏に参加したインターンでは、「出前館」本体の開発ではなくサブプロジェクトの開発を経験しました。学生が新しい技術を試せる場としてサブプロジェクトが用意されていて、業務中にいろいろなチャレンジさせてもらえるというのは、すごく良い会社だなと思いました。

それから、実際に働かれている先輩たちを目の当たりにできたのも貴重な経験でした。障害が発生してもスピーディーに他のメンバーたちと情報連携しながら課題を解決されていて、スキルの高いエンジニアが働いているのだなと実感しました。

中溝さんはいかがでしょうか?

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中溝:大学では環境工学の学科に所属して、建築・土木の領域に情報処理やバーチャルリアリティ(VR)技術などを掛け合わせることでより進化・発展させるための研究をしていました。大学院(修士課程)では別の研究室に行き、教育分野とデータ分析・可視化の技術を組み合わせることで授業や生徒の評価の改善につなげるような研究をしていました。大学・大学院のどちらでもシステムを取り扱っていたので、エンジニアとして就職をしようと思いました。

就職先を選ぶ基準は何でしたか?

中溝:3つあって、1つ目は社会人としての基本を1年目できちんと学べる職場であること。2つ目は自分が作ったプロダクトがユーザーの役に立つ実感が得られるような仕事であること。3つ目はプロダクトの企画や機能案などについてエンジニアもフラットな立場で意見できる環境があると良いなと思っていました。

出前館はエージェントからの紹介だったのですが、採用面接のなかで「プロダクトをさらに強くしていきたい」という気持ちが面接官の言葉からすごく伝わってきました。ここならきっと、やりがいや達成感を覚えながら働けると思ったのが大きいです。

入社して感じる、出前館の良さ

入社して感じたことがあれば教えてください。

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目黒:会社の先輩方が私たち新卒のエンジニアに対して「市場価値の高いエンジニアへと成長してほしい」と強く思ってくれていると伝わってきます。それもあり、「この仕事に挑戦したい」と手を挙げれば希望が通りやすい環境です。

具体例としては、私は採用面接の段階ではフロントエンドを強みにしていました。ですが、「出前館」のシステムはデータ量やトラフィック数が多いという特徴があるので、バックエンドを担当するほうがより成長につながると思ったのです。そこで、「入社後にはバックエンドエンジニアになりたいです」と言ったところ、実際にバックエンドエンジニアとして働くことができました。

中溝:出前館で働く人たちはみな、仕事はしっかり真面目にやりますが、それ以外のところでは陽気で愉快な人が多いです。みなさんと安心して会話ができるので、とても助かっています。私は入社して間もないこともありチームの先輩方やマネージャーと2on1や3on1の面談をすることが多いのですが、真面目な話が一通り終わると、「最近どこかに出かけた?」とか「⚪︎⚪︎駅なら、近くに良い飲み屋があるよ」といった雑談をよくします。こうした会話を通じてチームの雰囲気も良くなりますし、人となりを知ることもできています。

目黒:私も同じですね。チームメンバーとの1on1でラフな話もよくします。

入社してから、自分のスキルを磨くために意識的に取り組んでいることはありますか?

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目黒:業務のなかでまだまだわからないことがたくさんあるので、とにかく質問をすることです。そして、質問をする際には自分が置かれている状況を丁寧に伝えることを心掛けています。たとえば何かの作業をしている際に「⚪︎⚪︎で困っています」とだけ話すのではなくて、自分が何を達成しようとしているのか、どこまで試して何でつまずいているのかを話すなどです。

中溝:実務のなかで知らない用語や気になる単語があれば、先輩にきちんと聞くとか調べてみることを心掛けています。それから、入社前から現在まで趣味の個人開発を続けているのですが、このシステムでもテストコードを書いたり、CI/CDの仕組みを整えたりといった改善を試していて、より効果的に学習できるようにしています。

挑戦を続け、より優秀なエンジニアに

今後はエンジニアとしてどのように成長したいですか?

目黒:私はキャリアビジョンのゴールをなるべく固定化したくないと思っています。今すぐの目標としては、チームメンバーに信頼されるようになりたくて、そのために目の前のことにきちんと取り組みつつ何でも挑戦してみたいです。

中溝:まずはエンジニアとしてチームメンバーの方々と同じことができるようになることを目指したいです。出前館のシステムをきちんと理解して、一人前に開発ができるようになりたい。そのうえで、最新の技術を扱うとか、さまざまなことを考慮しつつシステムの設計ができるようになりたいです。それに加えて、「出前館」というプロダクトの将来のビジョンを見据えながら、ユーザー目線を持ってエンジニアとして何ができるかを考えたいです。

学生の方々に、就職活動についてのアドバイスはありますか?

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目黒:社会人になって思うのですが、学生時代のほうが時間もあるし自由がききます。その時期に、いろいろなことにチャレンジしてほしいです。そうすることで、自分自身の成長にもつながりますし、採用面接の場でも良い話ができると思います。

それから、エンジニアを志す方は学生時代に何かを開発したり技術を習得したりすることが多いでしょうが、たとえば「こういう課題を解決したくてこれを作る」とか「こういう考えのもとこの技術を選ぶ」という自分なりの考えを持って取り組むと、より有益な経験になると思います。

中溝:目黒さんが言われたように、ぜひ目的意識を持って何かを作ってほしいですね。それから、いろいろな会社を見たほうが良いと思います。私も就職活動のときには、出前館だけではなく人数の少ない会社・多い会社、自社開発・SIerと幅広く会社を調べました。

そうして私は自社開発かつユーザーの数が多くて、エンジニアの意見がプロダクトに反映される環境が一番良いと思って、出前館を選びました。でも、同じようにエンジニアを志す人でも、他の環境のほうがやりがいを持って働ける人もいると思います。合う、合わないは人それぞれなので、さまざまな会社を見たうえで最終的に出前館を選んでくれたらうれしいです。

それでは最後に、これから採用面接を受ける方にメッセージをお願いします。

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目黒:出前館は「市場価値の高いエンジニアになれる環境」だということを強調したいです。このインタビュー記事を読んで興味を持ってくださったなら、ぜひ面接を受けていただきたいと思います。

中溝:優秀で楽しく働く人たちがたくさんいる会社ですし、サービスの提供対象となるユーザーがすごく多いです。前向きに面白く働けるので、ぜひ興味を持ってくれたらうれしいです。

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